広々と開放感のある部屋
フロアベッドの最大のウリは床面が低く部屋の置いた時圧迫感を感じないため、部屋が広々と感じ開放感のある部屋になることです。 フロアベッドと同時にソファなど他の家具も低く抑える事で天井まで広がりのある空間ができます。
落下の危険性から解放
ベッドから落ちるアクシデントがあっても怪我をしない高さなので子供用ベッドや親子で寝るベッドに最適です。特に小さなお子様が一緒の場合、どうしても落下が心配になってしまいます。 フロアベッドなら、そんな心配も無用。 家族全員安心して寝る事ができます。
コストパフォーマンスが良い
ベッドの材料が少ない為、他のベッドに比べ生産コストを低く抑えることができ、コストパフォーマンスが高いベッドです。 ベッドの価格が低い分マットレスに予算を割り当てることができ、割安でよりグレードの高いマットレスを選ぶ事ができます。
ローベッドは構造的にマットレスを上の載せ、囲むだけの構造で、人の体重を支えるための強度が必要ない構造となっているので、生産コストを低く抑え、また輸送コストも低く抑えることが出来、ともかく出費を抑えたい場合にも最適なベッドタイプです。
落とし込みタイプと上乗せタイプ
フロアベッドには床板の高さにより大きく分けて2タイプ(厳密に言うと3タイプ)あります。 一つ目が「落とし込みタイプ」で床板が完全に床の上に接触しいているタイプでいわば、マットレスと床の間には板が一枚あると言う構成です。 その床板が一枚板の場合とすのこの 「落とし込みタイプですのこ」 のベッドがあります。
2つ目のフロアベッドのタイプは「上乗せタイプ」となり、このタイプの特徴はマットレスの下は「すのこ」でその下は床と板の間にわずかですが15cmほどの空間があります。
フロアベッドの通気性で有利なタイプは順に
- すのこ床板の上乗せ タイプ
- すのこ床板の落とし込みタイプ
- 一枚板の落とし込みタイプ
となり、特に3.一枚板の落とし込みタイプは湿気がたまりやすく、定期的にマットレスを立てるなどして、マットレスを干す、消臭殺菌スプレーをかけるなど定期的なメンテナンスが通常のベッド以上に必要になります。
上乗せタイプ及び落とし込みタイプはいずれにしても床下は板で囲まれているため、ベッドの下が空間になっている脚付きタイプに比較すると通気性はどうしても悪くなるので、その分メンテナンス多くする必要がある事を事前に理解して購入する事をお勧めします。
収納には不向き
収納スペースが十分ある住宅では特にデメリットになりませんが、収納スペースが足りない住宅ではベッド下にスペースが全くない分、デメリットとなります。
広々とした空間と考えてもベッドを置いたため、荷物が収納しきれないなどの事態になればせっかくのローベッドも台無しです。 ローベッドで部屋をスッキリと見せるにはベッド下の収納スペースや引き出しが無い分、他の収納スペースがある事が前提となります。
高齢者には不向き
膝や腰の悪い高齢者の方にはローベッドは立ち上がりにくいので、不向きと言えます。 又、ベッドが床の近くにあるので、埃対策を十分しないと、高さのあるベッドに比べ、埃の影響を受けることになります。 喘息や呼吸系の弱い高齢者の方には不向きかもしれません。